こんにちは！イムラ坊やです。
晴れたり、雨が降ったり、数日単位でコロコロと変わるお天気。
まだまだ気温の低い日も続きますが、この感じ着実に春の足音。

さてイムラサンプルでは、サンプル職人として入社２ヶ月Ｓさんの新人研修が行われています。
今後は京都営業所の色付け職人としても活躍してもらえるように、ここ大阪にいる大ベテランの色付け職人に毎日指導を仰いでいます。

研修は実際にとにかく塗って塗っての繰り返し。
お手本となる師匠の食品サンプルを見ながら塗るばかりではなく、自分の感覚で塗ってみてという新人さんにはドキドキの課題も。

そんな中、かなり難易度の高い「鯛」に見本なしでいざ挑戦！
そんなＳさんに今回様子を聞いてみました！

Ｑ：今回の「鯛」の色付けで一番難しかったところは

「目玉です。透明感のあるどろりとした生魚の目をどうすれば表現できるのか全く分かりませんでした。色味も画像を検索しながらで悩みました。」

Ｑ：苦労した「鯛」ですが、自分なりにうまくできたところはありますか

「今回の鯛ではうろこ描きは不要だったようですが、他の魚で練習していた頃よりも少しだけ上達したように思います。」

Ｑ：食品サンプル職人になりたいと思ったきっかけはありますか

「幼いころ『できるかな』という本のなかで美味しそうな食べ物の工作をしているのを見ていました。食べられないけど美味しそうな食べ物をつくりたいと子供ながらに思った気持ちが今の食品サンプルへの興味につながっているように思います。」

Ｑ：毎日の研修の中で、なにか印象的なことはありますか

「大ベテランの師匠でも日々よりよい表現方法や手法を考え試し続けていることです。そのストイックであり続ける姿勢を尊敬しています。またその積み重ねてきた貴重な技術を惜しげもなく教えて下さることにもびっくりしています。」

Ｑ：どんな職人さんになりたいですか

「日々ワクワクしながら仕事にとりくんで、面白おかしい食品サンプルが作れる職人になりたいです。」

Ｑ：あこがれのサンプル職人、実際に働いてみてどうですか

「本当に明けても暮れても色付けだけなのがびっくりしましたが、色付けに集中して技術を身に着けることができ、とても充実した時間を過ごせて大変有難いです。」

お昼ご飯を食べながら、ポケモンの話など雑談する時間がとてもほっこりしますと教えてくれたＳさん。
あと少しで研修を終えて、いざ京都営業所へ。

そんなＳさんに師匠から
「イムラサンプルの食品サンプルはバトンをつなぎながら職人みんなで作っています。次の工程へ確実に渡せるよう、正確な丁寧さとスピードのバランスのとれたサンプル職人になって欲しい」

がんばれ！Ｓさん！みんなで応援してるよ！！

イムラサンプルは明日２３日（木・祝）から２６日（日）までお休みになります。
来週２７日（月）より通常営業となります。
御用のお客様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承下さいませ。